おそうじレポ【生前整理のお引越し その2】
県外に住む高齢のご両親を
愛知に呼び寄せ
ご自身の自宅近くのマンションに住まわせ
面倒を見ることになった
クライアントさま。
前回は、県外から持ち込んできた
大量の荷物の整理に取り掛かり
段ボールにまみれた生活を改善しました。
前回のブログはコチラ
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「生前整理のお引越し」
認知症が入り始めたご両親。
お父さまは かなり進行していて
お母さまはところどころ・・・といった感じ。
体調に不安はあるものの
元来しっかりもののお母さまは
うまく動けない上に
片づかない部屋にイライラしっぱなし。
かと言って
クライアントさまは、お孫さまが誕生し
そのきょうだいを預かったり
しなければならず
片づけどころではありません。
離れて暮らす者同士
それぞれの背景があり事情が生まれる中で
急に一緒に暮らすとなると
このようなことは よく出てきます。
「申し訳ないですが、母と一緒に
母の部屋の片づけをしていただけないでしょうか?
母は少し難しいのですが
大丈夫ですか?」
はい、もちろん♡
よろこんでさせていただきます
お母さまは洋裁がだいすきな人で
いろんなハギレをお持ちでした。
大量にあったので、見直しをしていきます。
「これはTに作ってやった
ワンピースのハギレ。
これはHの。
これは晴れ着で私が縫った。
そしたら、みんな喜んで。
今は孫も着てるよ。」
嬉しそうにお話をしてくださいながら
「これはもう使わない
これは置いといてな」と
ご自身できめていきます。
着物には思い入れがあるようで
イキイキと思い出話を。
昔、着物関係のお仕事をされていたみたい。
自分で糸を紡いで織った
いわゆる「紬」という
白地の布を懐かしそうにお持ちで。
「だれか草木染の人にあげたい」と
残念そうにおっしゃるので
深川にアトリエを持つ
「手織り 紡ぎ 染め WAVERweaver」の
秋田じゅんこさんに託すことに。
「染めたら、見せてね」と
嬉しそうなクライアントさま。
はい、必ずキラキラ
お着物は瀬戸のプロ時代劇一座
「OUTSIDER」さまにお渡しすることになりました。
これからは、芸人さんの衣装になって
活用されます。
外に放り出されていた衣装ケースが
無事、クローゼットに収まりました。
捨てたものは
ごみ袋4袋
衣装ケース
循環させるものは
お着物や布地です。
「スッキリした」と
笑うお母さま。
何度も咳き込み
お茶を含ませながら頑張りました。
次回もう一度お伺いして
お母さまと一緒に片づけをします。
クライアントさま
お母さま
ありがとうございました。
よい年末年始を
お迎えくださいませ
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