生前整理のお引越し その③

県外に住む高齢のご両親を 愛知に呼び寄せ ご自身の自宅近くのマンションに住まわせ 面倒を見ることになった クライアントさま。 1回目のサポートは、県外から持ち込んできた 大量の荷物の整理に取り掛かり 段ボールにまみれた生活を改善しました。 1回目のブログはコチラ ↓↓↓ 「生前整理のお引越し」


2回目のサポートは 認知症が少しずつ入ってきたお母さまと一緒に お部屋のお片づけを行いました。 2回目のブログはコチラ ↓↓↓ 「生前整理のお引越し その②」 今回は3回目のご依頼。 ご家族のサポートでご両親の新居はほぼ片付きましたが 押し入れの中のお布団類の見直しが まだできていないとのこと。 お母さまと一緒に お布団類の見直しを行いました。

すごい量です。 ご実家から持ってきたのは 引っ越し業者の大袋8袋分くらい。 ご両親おふたりのお住まいに この量は必要ありません。 状態の良いものもたくさんありましたので ご親戚の中で代わりに使っていただくものは 置いておき 処分するものを選別していきます。

お母さまは認知症が入りはじめていますが まだまだ意識がしっかりしておられます。 ご病気で、家の中でも 医療器具をつけながらの生活をされ 意識がしっかりしているのに うまく動けないもどかしさを感じるお母さま。 新しい生活に慣れ切らないせいもあってか 悔し泣きをされていました。 一旦作業は中断し 背中をさすりながら 胸の内をお聴きします。 ひとしきり泣き 愚痴をこぼし 過去のつらい思い出などを吐き出したら 元気になられたお母さま。 そうそう つらい時は 泣き言言っていいんです。 「ごめんね、こんなこと言うて」 涙を拭いて、スッキリしたご様子。 さぁ、再開しますよ~

積み上げられていく 不要のお布団。

これも要りません。

判りづらいんですけどね 布団袋3袋分の不要布団。

押し入れの中はスッキリと。 下の段は、ご親戚で使われる予定の毛布類。 だから、もっと減りますね

ぼやけてますが・・・ 実際のこされたのは 来客用に2組分のお布団。 あとはタオルケットや敷パッドなどの 季節ものです。 お布団を片づけていると お母さまの思い出話がたくさん聞けました。 ひとに大切にされたこと ひとを大切にしてきたこと ゆえに交友関係がさらに広がり 周りの方に愛され ちゃんとご自身の居場所をつくり 興味をもったことに積極的に動き 頼られることの多い 面倒見のよい性格とご人生が うかがい知れました。 生前整理をご一緒させていただいていると ほんの少しではありますが ご人生や価値観を垣間見れることがあります。 いくらご病気であっても ご自身の楽しかったときの思い出や 価値観にふれると 目のいろが変わり しっかりとお話くださいます。 そんな時、ワタシはものすごく 贅沢な時間を共有させていただいている そんな気分になり 学びを多くいただきます。 生前整理はご自身が今後さらに 生きやすくなるためのものであり ご自身を振り返り これからも大切にしていきたい モノや価値観を再確認することでもあります。 そんなことを さらに実感させていただいた お片づけでした。 クライアントさま ご両親さま 伴走に選んでいただき ありがとうございました。 これからも、いろいろあるとは思いますが そんな時は抱え込まず お気軽にご相談くださればと思います。 短い間ではありましたが ご縁ができたことに感謝いたします。 お会いできて嬉しかったです。 ありがとうございました。   

【愛知・瀬戸/名古屋近郊】お片づけとお掃除のヨロズ屋さん「HAPPYおそうじコンシェルジュ」 生前整理・遺品整理・清掃代行・リサイクル・片づけ・講師業

「HAPPYおそうじコンシェルジュ」とは、お片づけのヨロズたまわり係。 お部屋のお片づけサポート・清掃代行・出張講師など、幅広く対応させていただきます。 近年増え続ける「生前整理」「遺品整理」に対応するため、「終活コンサルタント」として「終活」支援、普及活動もしております。 法令遵守の提携会社とともに、お客様のお困りごとに真摯に対応いたします。 まずはお気軽にご相談ください。

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