遺品整理レポ【ある時急に降りかかる親族のお片づけ】
今回のレポは
県外にいる親族の
葬儀や片づけが
急に自分のもとに降りかかってきた
クライアントさまのお話です。
まれにですが、こういったケースもあり
内容として深刻でもありますので
クライアントさまのご了解をいただき
ご紹介させていただきます。
クライアントさまはまだ若い30代。
ご両親はいらっしゃいません。
愛知県以外でお暮しです。
県外で職を持ち
生活されていましたが
ある時、おじさんが亡くなったと
連絡を受けました。
おじさんは愛知県にお住まいでした。
会社に事情を話し
休みをとって駆けつけ
ひとりで全ての対応をされたそうです。
葬儀は終わりましたが
まだまだ、することはたくさん。
そのひとつが
片づけでした。
今回、ご縁があり
ご連絡いただいて
ご自宅にお伺いしてきました。
「要らないものだらけです。
処分もお願いいたいです。」
そうおっっしゃいましたので
提携会社である大橋運輸の
星野さんとお伺いいたしました。
一般的な平屋の建物です。
中には、モノをため込む癖があった
おじさんの物であふれており
土足で上がらせていただきました。
まだ生活の痕がリアルに残っていましたので
お写真は外の状態だけにしましたが
どこもかしこも
物だらけでした。
写真に写っている
家の外に溢れたモノも
ずっと使っていないものだっただろうし
これからも使うことのないものです。
家の中だけでなく
外にだって
こういったモノで溢れているご家庭は
実はたくさんあります。
みなさまも、おうちの外の片づけを
なるべく意識していただけたらと思います。
今回のクライアントさまのケースは
少なくともワタシが取り扱った中では
最高の量でした。
ざっと見積もるだけでも
11トンはあるだろうと思います。
クライアントさまとご相談し
49日が終わってから
処分を実行することになりました。
もちろん、クライアントさまには
そのタイミングで会社を休みいただき
県外からお越しいただくことになります。
それも相当な負担になると思います
また、「片づけ」といっても いろいろな片づけがあります。
ガス関係はガス会社に依頼
ケーブル契約はケーブル会社に
お仏壇はお寺さんに お願いしなければなりません。
そういったすべてのことが
この若いクライアントさまの双肩にかかるのです。
住んでいない土地なので
どこに相談していいのか
わからないとのことでしたので
連絡先はワタシが調べ
クライアントさまに お伝えすることになりました。
また、この日は見積もりの後
3人でお寺さんに
「お性根抜き(魂抜き)」の相談にいきました。
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「しょうぬき」と読みます。
お仏壇の処分をする際は
お寺さんにお経をあげていただき
魂を抜いていただいてからでないと
処分をしていただけないのです。
そういった、ひとつひとつのことが
若いクライアントさまに
かかってくるのでした。
「相談する先もわからない」という言葉が
とてもリアルでした。
「死んだあとのことは誰かに任せる」
そうおっしゃっている方も
こういったケースをご覧になり
ご自身で片づけていくことを
意識していただきたいと切に願います。
できる限りの情報収集をして
サポートさせていただくことになりました。
もちろん、大橋運輸との連携
立ち合いもさせていただきます。
5月の下旬までに
まだまだすることはたくさんあります。
クライアントさまが
お困りのことは
全力でサポートさせていただきます。
クライアントさま
よろしくお願いいたします。
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