遺品整理レポ(あるとき急にふりかかる親族のお片づけ)後編
今日は壮絶な
遺品整理のレポート(後編)です。
このような案件は
増えてきており
クライアントさまのご理解を得て
公開させていただきます。
前編・中編はコチラ
↓↓↓
「遺品整理レポ(あるとき急にふりかかる親族のお片づけ)前編」
「遺品整理レポ(あるとき急にふりかかる親族のお片づけ)中編」
こういった深刻なケースを
引き起こさないためにも
生前整理の必要性を
これからも草の根的に
お伝えしていこうと
気持ちを新たにしました。
クライアントさまは
県外に住む30代の男性で
叔父の訃報を聞き
愛知県にやってきました。
この壮絶な遺品整理だけでない
様々な手続きや作業が
このクライアントさまの肩に
急にのしかかってきたのです。
ご縁があり
ワタシに片づけを含む
サポートのご依頼がありました。
遺品整理も十人十色。
思い出と語り合いながら
ゆっくりと・・・
というのが
一般的なイメージかもしれません。
ですが、このクライアントさまのように
遠方に住んでいる方は
仕事がオフの日にわざわざ
電車を乗り継ぎ
現地にきて片づけなければなりません。
ましてや今回は
お写真のからお察しいただける通り
大量のモノが内にも外にも
積み上げられていました。
それをひとりでこなすのは
到底不可能です。
できたとしても
何年かかるでしょうか?
その間に
かなり消耗してしまいます。
時間も
体力も
金銭も
精神も
実際に片づけの最中に
脳梗塞を発症してしまった方に
お会いしました。
片づけは時として
命を奪いかねない
深刻な事態を引き起こす
こともあるのです。
こういった場合は
ワタシは迷わず業者を
おすすめします。
あまり詳しくは書きませんが
業者選びはとても重要でもあります。
詐欺まがいの業者は
たくさんありますので
ケースに応じた片づけを
必ずご提案いたします。
どうか迷わず
ご相談いただけたらと思います。
↓↓↓
お問い合わせ
今回のケースは
間違いなく時間と労力と
精神力が果てしなくかかります。
提携会社大橋運輸
のみなさまにお願いし
作業員さん10名
13t分のトラック配備。
朝から夕方までの
大作業となりました。
前・中編でもお伝えしましたが
朝から夕方までの大作業。
1日で撤去したほうが
費用的にもお安くなります。
精神面でも
とても落ち着くのです。
(ケースによりますのでご相談くださいね)
作業員さんの懸命なお仕事で
床が見え始めたころ
一旦休憩に入ります。
現場にもよりますが
休憩をとり水分補給をしないと
体調を崩してしまうことも
多々あります。
お片づけの際は
適度な休憩を必ずとってくださいね。
作業員さんに休憩して
いただいている間に
ワタシはクライアントさま
大橋運輸の星野さん(営業)と一緒に
お寺に向かいます。
法要の打ち合わせと
今後のお墓とお仏壇の守と
供養について話し合うためです。
本来ならば
こちらは大橋運輸の管轄外でありますが
今回はご厚意で運転をしてださいました。
星野さん、本当にありがとうございました。
クライアントさまは県外にお住まいで
平日はお仕事ももちろんあります。
電話だけでは済まされないことは
この帰省のタイミングで
済ましていかなければならないのです。
お寺のご住職とお会いし
今後の供養について
法要についての話し合いに
同席させていただきました。
身内のいないクライアントさまには
全てが初めて聞くことであり
それをひとりで決断していくことに
ものすごい不安を感じておいででした。
もちろん決断は
クライアントさまが行います。
ワタシは同席して
内容を把握し
クライアントさまの御事情に合わせた
供養の方法、対策を
一緒に考え
ご住職にお聞きする
そういった橋渡し的な役割となりました。
その他には墓石について。
墓石屋さんに問い合わせをし
詳細をお聞きしました。
大体の流れや
タイムスケジュールを把握し
クライアントさまが
次に問い合わせをされたときに
スムーズに進むよう
担当者と意識のすり合わせです。
遺品整理というのは
片づけだけではありません。
この他にも問い合わせや
名義変更もたくさんあります。
相続については
提携の税理士に連携。
背景をご説明し
クライアントさまが
スムーズに進むようにしました。
諸事を終えて戻ったころ
優秀な作業員のみなさまが
お部屋をほぼ片づけた状態に
してくださっていました。
ちなみにこのお部屋は↓
最初はこのような状態で
奥が見えなかったんです。
ものがなくなると
光が差し込み本当にスッキリとしました。
荷物は総量13t。
ワタシが扱わせていただいた中では
最高の量でした。
このおうちは取り壊さないとのことでしたが
痛みが激しく
雨漏りもあったので
大橋運輸のみなさまが
親切にブルーシートを
屋根にかぶせてくれました。
ありがとうございます。
クライアントさまは
これからも
家の管理や解体
売買など
様々なことを
考えていかなければばりません。
これから定期的に
愛知県には戻ってくるそうです。
そういった意味でのお片づけは
まだまだありますが
これからも困ったときは
お電話くださればと思います。
それから後日談。
13tもの荷物は
大橋運輸でひとつひとつ確認。
大切なものは
クライアントさまにお返しし
処分は法にのっとって行います。
そんな中ででてきた
高額の現金。
クライアントさまに
お電話して
後日送金させていただくことに
なりました。
大橋運輸さまで
厳重に保管いただいております。
どんなに困難に見えるものだって
やり方はいくらでもあります。
状況やご予算に応じて
最適なご提案をさせていただきます。
どうか悩まずに
ご相談いただけたらと思います。
今回のレポは
書くまでに本当に時間がかかりました。
考えることが
感じることが
本当に多い案件でした。
その方には
その方の人生があり
学びがあります。
ワタシはその方が
みちに迷われたときに
そっとサポートできる
そんな存在でありたい。
そうじ=創路
その問題を超えた先には
きっと新しいみちが
つづいています。
クライアントさま
新しいみちを
どうか前をむいて
進んでいってくださいね。
お会いできて嬉しかったです。
ありがとうございました。
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