おかたづけレポ【手放せなくて長年苦しんだクライアントさま編】
今回のレポは 「片づけられません。 物で溢れた部屋をなんとかしたい」 というSOSをくださったクライアントさま。 以前ワタシのお片づけ講座に ご参加くださった方で ブログを読み、ご連絡くださいました。 伺ったご自宅は 新築でとても広く 入らせていただいたリビングは とてもスッキリ片付いていました。 床もスッキリとしており 汚れてもいません。 不思議に思って 「片付いていますが? どこを片づけたいのですか?」 とお伺いすると 2階にご案内くださいました。 ご案内くださった2階も とても広く そのうち2部屋の床には 大量のモノと資料が きちんと置かれていました。 分類されていますし どこに何があるのかも ご理解されています。 ただ、明らかに量が多いのでした。
このクライアントさまの場合の 「片づけられない」は 「手放すことができない」 だったのです。
お写真は今回は
控えさせていただきます。
片づけに入る前に
大体の話し合い(カウンセリング)を
行ってから
そのクライアントさまのご意向に
照らし合わせ
スケジュールを組むのですが
このクライアントさまの場合
そのカウンセリングに時間をかけた方が
いいと判断し
クライアントさまのご了解を得て
長くお話をお聴きすることにしました。
ゆっくりと噛みしめるように
表情を曇らせたり
涙ぐみながらお話しくださった
クライアントさま。
体調やメンタルを崩されて
長年苦しんだこと
たくさんの方に助けられたこと
迷惑をかけてしまったこと
可愛らしいわが子のこと
子どもの将来のこと
家族への感謝の気持ち
ふがいない(と感じている)自分の
今の状況
ふり返りながら
お話しくださいました。
ワタシはお聴きしたうえで
言葉が詰まれば質問をし
グルグルとした感情のループに
はまってしまえば
そのベクトルを別に向かわせる
そんな提案をしてみたり
それを2時間繰り返していたと
思います。
自分が何を話したか
大体は忘れてしまいます。
その時に集中しているのでしょうね。
2時間のカウンセリングの後 ご家族のススメや ご自身の希望で 少し片づけを行いました。 この新聞紙は クライアントさまが 光を見失っていた時に 支えとなった言葉がたくさん 載っているらしく どうしても手放せない 大切なものだったのですが カウンセリングのあと 笑顔でお別れすることができました。 その他にも 大量の書類も。
手放すのが 不安で 怖くて ずっと置いていたもの。 ココロが前を向けば 希望を見いだせれば 自然と手放せるようになります。
全体からみれば 手放したものは少ないかもしれませんが
「絶対に片づけられないと思っていたのに」 「本当に心の中がスッキリしました」
そう言って お会いした時より ずっと明るい表情で 喜んでくださいました。 暑い中で 集中しておこなったお片づけ。 今回はこれで 失礼させていただきましたが
その一歩はとても 大きいと思うのです。
これからはきっと ワタシがいなくても 大丈夫なような気がします。 もう十分苦しんだので これからは幸せになる時間です。
流した涙の分だけ いや、それ以上に 幸せになってください
夜、クライアントさまから ご連絡をいただきました。 一部抜粋させていただきます。
「暑いことも忘れるくらい (気づかなくてすみません) 濃い話ができました。 励ましのメールも 今後の大きな支えになります。 自分を信じて 家族に、さえこさんに感謝して やっていきます。 まずは、片づけのゴールを目指して 行動してみます」
人生でしんどいタイミングって ありますよね。 渦中や過渡期の方には 軽い言葉に聞こえたら 申し訳ないのですが 人生に無駄はないと 心から思います。 その辛い経験も 長い人生の中で きっと糧になる。 クライアントさま これからも浮き沈みは あると思います。 しんどくなったら 片づけられなくなったら また頼ってくださって大丈夫ですから これからは ご自身が楽になれる そんな生き方を 目指してくださいね。 そうそう このクライアントさま おそうじが大好きだそうな。 床もピカピカでした。
片付いたら 外にでたいと おっしゃっていたので よかったら コンシェルジュのしごと 手伝ってください (本気)
というワケで 人生に無駄はありませぬ。 失敗に見えることも 失敗でないことは 世の中たくさんあるわけで。 「血反吐はいてナンボ」 の人生を送っている コンシェルジュは クライアントさまを応援しております またお会いしましょうね(*^^*)
「片づけられない」理由も
ひとそれぞれ。
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