自分の感受性くらい

最近HP(ownd)からの更新が多く
HPなどのリンクが貼れてなくてごめんなさい。

スマホで更新できるowndが
とても楽です。
パソコンを開く手間を考えたら
キッチンに立ちながら打てたりするスマホはやはり便利。
更新のストレスが減りました。


だけども、短期間にがっと書くので
かなり文章が情緒的な感じになったり
感情にフォーカスした記事が多くなる
今日この頃。

お問い合わせなどの
リンクもなかなか貼れてないし。

そろそろ、ブログやHPの
リフォーム時期かなぁ…。

スマホじゃ老眼も厳しいしな。


まぁ、それは置いといて。



今日、掃除しながら
考えたこと。


わたしは
仕事があってもなくても
いちにち掃除をすることが多いのです。

当たり前に主婦業があり
旦那さんはほぼ家にいない人です。
(業界がそんな感じで
ここを変えていくのには時間がかかりそう)

親族も近くにおらず
子どもに手伝ってもらいながらではあるものの
ワンオペ家事の部類に入ると思います。
だから掃除の時間が
ひとよりも多めだと思います。
 

仕事であっても
自分ちであっても
掃除をしながら、何かしらを考えています。

この汚れ、どうやったら落ちるんだろう?
って時もあれば

楽しかった時間を思い出して
ニヤニヤ笑っていたり

子どもの行事ごとの段取りをしたり

直近にあったモヤモヤすることを
一生懸命に噛み砕いて前を見ようとすることもあります。

生きていたら、いやなことはある。
誰にでも。
わたしにもあります。
ぶっちゃけ寝込む時だってある。


嫌なことがあると
SNSで有益な情報を取り入れたり
他の方にアドバイスをいただいたり
いろんな方法を試して
心の中の解決をしていくわけで。

かと言っても、家事はまったなし。
だから、掃除をしながら考えます。
ひたすら。


まぁ最近も
普通にいろいろありまして。

落ち着いてはみたものの
まだまだフラッシュバックはあるわけです。
そんなものと戦いながら
掃除をしていたとき。

ふと、思い出した詩。

茨木のり子さんの
「自分の感受性くらい」というもの。
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな 
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
これを知ったのは20代。


当時のわたしは

今よりももっと利己的で
今よりももっと攻撃的で
今よりももっと自信家で
今よりももっと天真爛漫だった。

何かがあると
誰かを攻めました。

常にわたしが正しいと

わたしの行動には
正義の理由があるのだと

考えていました。 

そして、わたしは
傷つけられていると思っていました。


もちろん、反省する時もありました。
だけども、ほんのちょっぴり。

若さとはそういうものかもしれないけれど。



当時のわたしにだって苦悩もありました。
だけども出口もみえない
そんな時にでくわした
この詩。


問題は
1人では起こりにくい。

誰かと関わるから
問題や摩擦が生じるのです。


ひとは生まれてからの人生
誰かと関わって生きる。

関わる人数に違いはあるものの
ひとりで生きることはまれなのです。


課題は
ひとりぼっちでは起こりません。


誰かの存在があるから
課題が生まれるのです。 



そんな関わりの中生まれた課題を
解決しようともがいていたのですが
当時のわたしは
どうしてもうまく行かなかった。

それは

わたしの価値観を相手に
押し付けようとしていたのだと

相手が悪い悪いと思って
自分の中の反省点を省みずにいたのだと

その詩をよんで思ったのですよ。


「対立するアイツが悪い」
「うまく行かないのは、アイツが頑固だからだ」
「どうしてアイツはわからないんだろう」


アイツのせい
アイツのせい
アイツのせい

そんな感情ばかりで
余計に苦しくなっていました。

だからと言って
他人のはなしを100%優先しろとか
他人の価値観でいきろとか
そんなことが言いたいんじゃなくて

いろんな方法を試して
問題解決をしようとしても
どうしてもうまく行かない時は

自分の中の
「正義(と思っている)」
スイッチを落とすんですよ。

わたしも
悪かったのじゃなかろうかと
振り返ってみることも
時には必要なのかもと


そう思うのです。



わたしには
茨木のり子さんのこの詩が

自分の行いを振り返るときに
とても重宝しています。

そしていつも
ズキリと胸に突き刺さる
この言葉に
涙がでてくるのです。

まぁ、
たまには先人の
こんな詩を読むのも
いいかと

そう思うわけです。


そんなこんなを考えながら
掃除が終わると
結構心の中って
スッキリしていたりするんですよね。


心とお部屋は何かしら
繋がっているとかんじるのは

掃除をしながら
思考の整理をするからでしょうね。


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