遺品整理レポ③
今回のご依頼は
もう何年も亡くなったご両親の
遺品整理ができていないという女性から。
介護等の大変だった記憶から
まだ何となく抜け出せず
このままではいけないと思い
ご相談くださいました。
ちょうど仕事についても
新しいスタートを切りたいと
検討しているタイミングでもあり
「片づけて勢いをつけたい」
ともおっしゃっていました。
遺品整理といっても
その方法は十人十色。
物を全て業者で処分する遺品整理もあれば
物ひとつひとつに向き合って
どれを遺すか考える
そんな遺品整理もあります。
このクライアントさまの遺品整理は
後者の方。
実は４月、５月と
同じように丁寧に遺品と向き合う
お片づけに取り組んでいます。
今回は３回目のファイナル。
前回のレポはコチラ
↓↓↓
３回目の今日は
前回の続きから。
遺品で塞がれていた押し入れを
開くことができたので
押し入れの中を見直します。
押し入れの中も時間が止まったままでした。
成人されたお子さまの
幼少の時のものが積みあがっていました。
３回目となると
クライアントさまのスピードは
ますます上がっていて。
どんどん選別していきます。
思い出の品。
これから使う品。
差し上げる品。
処分するもの。
写真の撮り方下手💦
スッキリですね。
お仏壇のそばに置きっぱなしの
法要の際に使う仏具も
押し入れの中に収納できました。
次はここ。
お子さんのもの
クライアントさまのもの
ご主人のもの
家族共有のもの
ごちゃまぜになって時間が止まっていました。
また下手💦
暫定的にこの場に収納したものもありますが
とってもスッキリ！
タンスの中も見直します。
だいぶ片づけてから写真撮っちゃった💦
亡くなったご両親の着物や衣類がぎっしり。
お母さまがお嫁入りの際に
持参されたんでしょうねぇ。
クライアントさまご自身のもの
お子さんのもの
お母さまの思い出の品だけに限定し
収納しました。
もうひとつの押し入れには
手放せなかった遺品を収納し
二間続きの和室に
ぎっしりと積み上げられていた遺品が
なくなりました。
厳選された遺品は押し入れへ。
その他は処分やリサイクル、寄付へ。
今日出てきたのは
可燃ごみ袋９袋
不燃ごみ袋１袋
リサイクル衣類２袋
寄付の着物２袋
段ボール３箱
こちらは大型の不燃物。
遺品が片付いたお部屋で
ふたりで拍手喝采しました。
「すごい！おおたにさんすごい！」
しきりにおっしゃるクライアントさま。
いいえ、わたしは横にいただけ。
頑張ったのは他でもない
クライアントさまなのです。
「片づけたい」
勇気を出してご相談くださったその日から
片づけはスタートしていました。
大切なのは
「一歩を踏み出す勇気」
つらかった過去に向き合い
一歩を踏み出した
それが何よりも尊いのです。
「ご家族で召し上がってください」と
お土産にいただいたマンゴープリン。
本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした♡
「大谷さま
私の生活と心を救ってくださって
本当にありがとうございました❤
片付けって
気持ちが軽くなりますね。
お力添えに感謝いたしますぅ！」
後で読んでくださいと
渡された封筒には
こんな素敵なメッセージが。
救われたのはわたしです。
本当にありがとうございました。
このお菓子までいただきました。
甘いのとしょっぱいの。
さすが！わかってらっしゃる♡
遺品整理は
つらい感情がよみがえったりで
なかなか取り組むまでに
時間がかかったり
悲しすぎて
途中でできなくなってしまったり。
いろんな感情に翻弄されてしまい
なかなか進められない方も
多くいらっしゃいます。
でも、その大変だった経験は
きっとあなたの糧になります。
長い人生を振り返ると
「必要だった」と
思える経験に変容していくものだと
わたしは信じています。
クライアントさま
伴走させていただき
ありがとうございます。
これからご自身の
新しい路を創り上げてください。
クライアントさまなら大丈夫！
歩くその一歩一歩が
新しい路となり
自信となります。
お会いできて嬉しかった。
ありがとうございました。
いつもいつも
応援しておりますからね！！
片づけたい方の
いろんなニーズに合わせて
対応させていただきます。
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