生前整理レポ【おせっかい力と連携】
この年末は
大掃除というよりは
ちょっと深刻な状態の片づけが多く
いろいろな団体と連携しながら
進めています。
数年の間に
家の中に大量に虫がわき
冬の寒さで部屋の中で死んでしまい
無数に落ち
そんな大量の死骸の中で
過ごしている方もいました。
食材を毎日買い込んでは
そのまま部屋に放置して腐らせたり
車中にも大量の食材を放置して
異様な腐敗臭を漂わせていたり。
本人には、もう手が出せない状態ですが
誰かにSOSを出すこともできず
ずっと悩んでいる方もいます。
そんな中で必要なのは
「おせっかい力」
その方とゆっくりと信頼関係を築き
片づけを促した方がいました。
長い長いアプローチを経て
今回の片づけまでこぎつけました。
とりあえず、人が安全に
安らげる状態にまで
部屋を整えました。
2名体制で5時間以上。
クライアントさまが
「ありがたい。ありがたい。
ほんと上出来。」と
笑ってくださるのが何よりでした。
繋いでくださった方がいたからこそ
今回の片づけに至りました。
身近な人の声にできないSOSを
キャッチすること。
そして、そのSOSを誰かにつなげること。
そういった、よい意味での「おせっかい力」が
これからの高齢化社会には
必要になると思うのです。
「明日は我が身」
今のうちから
人間関係の種まきも必要ですね。
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