おかたづけレポ【忖度とか遠慮とかしがらみとか】


断捨離のご相談を受けて伺った
クライアントさま宅。

本当にたくさんの物があり
収納から溢れ出ている中で
掃除機も使用できずに
困っておいででした。


ご自身も仕事をもち
忙しく動き回る中で
自宅でくつろげず
もう何ヶ月も悩んで
ご相談くださいました。


長く悩んだのは誰にもこの状態を
見せたくなかったのだそうです。


でも、もういやだ
変わりたい
そうおっしゃっていました。


物をもちすぎる方に
共通して見られることですが
(全部がこのケースではないですよ、
悪しからず(^ ^)

家族の中で自分の気持ちを押し込め
自分が我慢することで
円滑にしていくことがあります。


特に女性の方に
多くみられますし
子育て中は
多かれ少なかれ
このような傾向に陥りやすいものです。
 

それは悪いことでもないですし
実際に自身が我慢することで
うまく回ることも多いのが現実です。

ただ、やはり「程度」があると思うのです。


そういった暮らしを繰り返すうちに
本人にとって(そして家族にとっても)
忖度や遠慮が「当たり前」になってしまい

本当に自分は何が好きで
どういうことに喜びを感じ
どういった姿が理想であるか
見失ってしまうことがあるのです。


それ自体、誰しもが経験として
あるような気もしますし
ある程度生活環境に合わせた
「諦め」も必要であるとも思います。

ただ、そういった遠慮や忖度が
「過剰」にある場合
自分の生活に閉塞感を感じやすく

またそれを埋めるように
物を買ったり集めたりすることが多くなります。


忖度しすぎてるうちに
自分の好きなこと
心地よいものがわからなくなり
次々とやみくもに買ったり
集めたりするものが
自分の癒しになることもなく


結果、
自分の好きなものではないものを増やし続け
さらに片付けられなくなり
余計にストレスをためる悪循環に陥ります。


部屋のあり方と心の中は
繋がっているなぁと思うのです。


ご自身が本当に求めているものは何でしょうか?

いたずらに増やしていく
好きでも嫌いでもない物?

自分のあり方?

家族との関係性の見直し?


片付けをしていくことで
「本当に自分が求めているもの」が 
見えてきます。

2時間の話の中で
自分がこれからどうして行きたいのか
明確になりはじめたクライアントさま。


その生活を送るために
何気なく集まってしまった
これらの物は必要なのか
じっくり自分と向き合い

あっという間に

可燃ゴミ3袋
本 1箱
リサイクルショップいき 1箱
衣類3袋
を断捨離しました。

かなり頭痛もしたそうです。
これ、よくあります。
断捨離って
エネルギーが必要ですもんね。
買うより捨てる方がパワーがいるし
痛みがありますよね。


これから時間を見つけては
断捨離をしながら
自分自身を見つめるそう。


「春のうちに片付けたい」
期限をきっちり決められたクライアントさま。

中だるみした頃に
伴走者としてお呼びいただくことに(^ ^)


わたしが帰った後も
断捨離スイッチが入ったらしく
ずっと断捨離されていたそう。

変わりだすと早いのです。


自分と向き合うこと
これ、本当に大切です。
かくいう私も
自分後回しで
ちょっと前まで空回りしてましたし(^ ^)

忖度とか遠慮とかしがらみとか
もういいですよ、ほんと。


身勝手に生きろとか
そういうんでなくて
(身勝手すぎると別のところから
しっぺ返しがくるので要注意です)

バランスとりながら
心地よく生きていきたいなぁと
思うのです。


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【愛知・瀬戸/名古屋近郊】お片づけとお掃除のヨロズ屋さん「HAPPYおそうじコンシェルジュ」 生前整理・遺品整理・清掃代行・リサイクル・片づけ・講師業

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