おかたづけレポ【忖度とか遠慮とかしがらみとか⑥】
長い間、家族や周囲の人たちに
忖度し遠慮し、我慢することで
生活や人間関係をまわし
自分を見失っていたクライアントさま。
その心の寂しさを埋めるために
たくさんのものを購入しては
お部屋に置いたままになっていました。
変わりたい。
こんな自分はもういやだ。
部屋を片付けたいんです。
心地よい場所にしたいんです。
そう言ってご相談いただいてから
もう6回目のご訪問。
最初はものすごいスピードで
断捨離が進んでいました。
大物家具も衣類も本も雑貨も。
リサイクルや寄付、処分。
それから停滞期に突入し
クライアントさまからの
迷いの発言も多くなりました。
「やってもやっても終わらない。
もう家具をおきたい」
おきたい家具のイメージも曖昧で
ものの見直しもまだまだ残っている状態でした。
・・・
断捨離を進めるクライアントさまが
中盤戦で痛感されること
「捨てても捨てても、劇的な変化がみえない」
ものを溜め込みやすい方は
ご自身でも気づかないうちに
ものすごい量を保管しています。
一人暮らしのお宅から
トラック10t分のものが出てくるのは
珍しいことでもありません。
このクライアントさまは
10tとまでは行きませんが
一般的なご家庭よりも
はるかに多くのものを所有されています。
わたしは色んなケースを見ているので
クライアントさまが
この断捨離のために費やした
労力、精神力、時間は
容易に想像できるのですが
周りからみたら
劇的な変化がみられないため
家族から
「余計に散らかってきた」
「全然変わらない」
などの心無い言葉が飛んでくる場合があります。
※みなさんがこのケースの限りではありません。
もともとの所有量、決断力、関係性などにより変わってきます。
・・・
挫折しそうなクライアントさまの気持ちをお聴きし
その時その時に感じたこと、学んだことを共有し
どんな部屋にしたいのか
何度も何度も話し合いをし
その度に泣きながら自分と向き合い
自分についてひらすら考えたクライアントさま。
「やっぱり自分が心地よく生きたい」と
断捨離を続けた結果
ご家族にも変化があり
自分たちのものを
自主的に片付け始めたそうです。
「周りを変えたければ
まず自分から変わること」
これ、片付けでも人生でも
よく言われる言葉ですね。
クライアントさまが
少しずつ変わることで
ご家族にも変化がでてくるのは
よくあることなんです。
さぁ、断捨離、ずいぶん進みました。
ここからいよいよ
収納を考えていきます。
クライアントさまの好きなテイスト
機能性、動線など詳細を決めました。
DIYも含めて
ただいま相談中。
部屋を創る作業は
クライアントさまもイキイキとされ
ああしたい!
こうしたい!
という意見がでてきます。
予算と将来設計、スペースなど考慮して
大体の青写真はできてきました。
さぁ、これから大詰めです。
クライアントさま
よろしくお願いいたします。
#happyおそうじコンシェルジュ
#家事代行
#お掃除代行
#家政婦
#断捨離
#片づけ
0コメント