おかたづけレポ【忖度とか遠慮とかしがらみとか⑨】
【忖度とか遠慮とかしがらみとか⑨】
長い間、家族や周囲の人たちに
忖度し遠慮し、我慢することで
生活や人間関係をまわし
自分を見失っていたクライアントさま。
その心の寂しさを埋めるために
たくさんのものを購入しては
お部屋に置いたままになっていました。
変わりたい。
こんな自分はもういやだ。
部屋を片付けたいんです。
心地よい場所にしたいんです。
そう言ってご相談いただいてから
もう9回目のご訪問。
断捨離を始めて4ヶ月以上が経過しました。
・・・
4ヶ月の間には
順調に進む時期、停滞期
いろいろありました。
笑顔で経過をご報告くださった時
泣きながらもう辞めたいとご相談くださった時
ほかの悩みも重なって、片付けを休んでみた時
たくさんの喜怒哀楽がありました。
クライアント様のお気持ちをお聞きし
クライアント様自身がベストと考える方向に
進めるよう伴奏を続けてきました。
家の中のあったものは
どんどん減り
お片づけも終盤に差し掛かった時
クライアント様にある決心が
ついたようです。
詳細はお伝えできませんが
クライアント様が長い間
ずっとずっと見ないふりをしていた課題に
向き合った末の出来事でした。
・・・
挫折しそうなクライアントさまの気持ちを
お聴きし
その時々に感じたこと、学んだことを共有し
どんな部屋にしたいのか
何度も何度も話し合いをし
その度に泣きながら自分と向き合い
自分についてひたすら考えた末に出した
ひとつの「決心」
その決意表明とともに
最近取り組んだクローゼット。
まだまだ多くはあるのですが
クローゼットの中に収まりきらず
開けっ放しになり
部屋のいたるところに服が散乱していたころに比べると
本当に落ち着いたなと感じます。
部屋と心は繋がっています。
余計なものを取り除けば
生活も考え方も
もっともっとシンプルに
生きやすくなってきます。
「本当に大切にしたいものは何ですか？」
答えはひとりひとりの中に。
クライアントさまの伴走も
そろそろゴールが見え始めました。
次はいよいよ伴走10回目。
クライアントさま自身のゴールを
目指していきたいと思います。
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