おそうじレポ【定期清掃：週に１度の床拭き番外編】

週に１回のペースで
床拭きにお伺いしています。


広いご自宅の床は
膝が曲げづらいクライアントさまには
とてもきついのだそう。


１年半以上通ううち
クライアントさまの生活にも
大きな変化がありました。

一緒にお暮しの
お母さまが施設に入居され

お母さま想いのクライアントさまは
毎日２回せっせと通われ

おやつや果物を
差し入れたり
リハビリのお手伝いをしたり。



そんなこんなで
クライアントさまが面会に
行かれている間に
ワタシがお留守番をして
お掃除をしているスタイルが
定番化しました。


クライアントさまは
とても元気で
情の深い方。


その毎日通う姿に
ほんとうにすごいなぁと
敬服していました。



今日もいつもの通り
インターホンを鳴らしていると


幽霊のような顔のクライアントさまが。 

 「さえちゃぁぁぁん、インフルエンザになったぁぁぁ」

 いやいや
歩いちゃダメですってば。

元気なクライアントさまは
インフルでも立って
おしゃべりするからすごいのです。

「おかあさんとこ
行けないから
代わりに行ってきて～。

おそうじは今週はいいから！なっ？」 

 そういって
手渡されたのは
おやつと

「大好きな大好きなお母さんへ」
からはじまる
手書きのお手紙。


クライアントさまに道をお聞きし
初めて施設に伺いました。


お母さまにご挨拶し
お手紙を読んできかせると

おおきな涙が
ポロリポロリ。

うんうん、大好きな
娘さんですものね。
はやく良くなるといいですね。


気分がのらないお母さまに
ゆっくりお話したり
マッサージしたり。


ネイルに反応し
「きれいやな」と
笑顔になってきました。



ワタシ
じぶんのおばあちゃんに
マッサージしてあげれば
よかったなぁ・・・。


最後には
「ありがとうね」
と手を振ってくださって。


ちょっとほっこりして
帰ってきました。



ヨロズ屋は
やっぱり楽しいのです。 

 お掃除の時間がありません

身体が痛くてお掃除できません
何から手をつけてよいのか
わかりません！ 

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